ラジェル/ Rasiel

Introduction

 アーサー王伝説円卓物語の一つ、ガウェインの婚姻に登場するガウェインの妻、ラグネル。カルデアにおいてキャスターのサーヴァントとして召喚されている。
 本来はサーヴァントとして召喚されるはずのない人物であること、さらに本人しか知らない事情があり、真名を『ラジェル』と定義している。
 その正体は 旧約聖書に語られる大天使、ラジエル。ラグエルも同一視されているが、両方とも彼女である。天の御使いのひとりで、世界と光に復讐する者と語られ、これは他の天使、神性全てを監視する者だという。


Profile


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 FGO第六章神聖円卓領域キャメロットにて野良サーヴァントとして登場。キャメロットの近くにお馴染みの城をぶっ建て、聖伐に選ばれなかった民が亡命する城の主として密かに君臨し、カルデアを待っていた。
 カルデアと遭遇した後は、協力してキャメロットへ向かう。ロマニに対しまるで母親のような態度を取り、カルデアに対する第一声が「あまりにも遅きに失しています、カルデア!」と怒鳴りつけた。その理由は両者の正体が関係する。
 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にYの座を統括する覗覚星アモンと対峙。1.5部期間限定イベント『幽明傾国屠所 ドゥシュヤレハ』では玄冬 祈紗と共にカルデアから同行した。

 『ガウェインの婚姻』に語られるガウェインの妻・ラグネル当人。当時からラジェルと名乗ってはいたが、物語として語られるうちに変化したのではないかとのこと。
 『悪い魔女』である母親によって兄が狂騎士に変えられて、いつか勇士によって討伐されてしまうことを危惧し、守るために特殊な結界を張った城を造り上げたという。
 しかし本編や幕間では、『悪い魔女によって』の付近については多く語らず、常に視線をそらし気まずそうにしていることから、この部分に関しては何か隠していることがあるようだ。

And More

 その正体は、 旧約聖書に語られる大天使、ラジエル。ラグエルも同一視されているが、両方とも彼女である。
天の御使いのひとりで、世界と光に復讐する者と語られ、これは他の天使、神性全てを監視する者だという。
 人々の堕落の言い訳として、大天使は地に落とされた。そこで彼女は神としての格を失い、人として生きた。もちろん神の座から落とされようとも、その類まれなる千里眼で全てを監視しながら。
しかしその膨大な存在力は只人の枠には収まりきらず、何十年と経っても見目の変わらない恐ろしい魔女との烙印を押されたこともあったかもしれない。そんな最中で出会ったのが、やがて兄として慕うようになる男だった。
 人とは、神とは、世界とは、彼女にとって愛すべき箱庭の生き物。故に情愛はあっても、愛情は生まれない。…男が彼女のことをどう思っていたかは分からないが、ラジエルには、それ以上のものは生まれなかった。
世界を監視する機構でしかなかった彼女が、人間の愛情に等しい感情を得たのは、その兄のおかげだ。呪いをかけられた己を護るために狂騎士と成ってしまった兄に、初めて『彼が魔物として討伐されてしまう』ことに恐怖を覚えた。残り滓の魔力を使って城を建てた。
 そうして得た感情は、彼女の自我の成長を促す。─一人の男を愛するという行動。苦悩しながらも清く正しく日々を生きるとある騎士に、兄と共にいた頃には持ち得なかった愛情を与えるということ。すれ違いやら誤解を経て、サーヴァントとして再会するまで気持ちが伝わることはなかったが。


Personal

 自らの身の丈を超える大きな剣、尖った耳(いわゆるエルフ耳)、豊満なバストを持った、幼い姿をしている。
 サーヴァントとして現界するために、本来かなり高い神格を削ぎ落とした結果が、この幼い姿だとか。本人が言うには「過保護なお兄様が、何処へ行っても嫌われないようにと考えて」この姿をとったとも。
 幼い姿をしていても性格や知能などは変わっておらず、かなり広い懐を持つが、なぜかガウェインに対してだけは言葉尻が鋭い。ただしそれ以外の人物には優しく世話好きな一面も見せており、ガウェインのことも褒めに褒めて話に出すなど、いわゆるツンデレ。そこまで頑ななのには理由があるようだ。


メモ

 ロマニに対する態度は、彼の正体が、ラジェルの正体である大天使ラジエルの持つ書物『ラジエルの書』を読んだ人物であるため。期待が強い。
 彼女の正体を元から知っているのは、千里眼繋がりでギルガメッシュ、マーリンのみ。