ストゥラティア/Sturatia

Introduction

「か弱い女性かと思ったらあんなヤツにこき使われてて、それでも平然としてるんだ。多分、奴と同じくらい頭がおかしい」──カーヴェ
「彼女はとても興味深い生き物だ。あの生活の仕方で周りとの諍いを起こさない、何より不思議なのは本人に自覚がないことだ。容姿、声、性格──彼女は何か面白い秘密を抱えているんだろう。一人の人間を隅々まで観察しようと言うんだ、俺が彼女の保護者として責任を持つのは当然のことだ」──アルハイゼン


Profile


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キャラクターストーリー1
 ストゥラティアはスメール教令院、生論派アムリタ学院の研究学生である。腰に携えた神の目の下に据えられた、干からびた種の発芽を目標に研究を重ねていた。しかしそれはそもそも発芽するものではないことを知らないストゥラティアは、気晴らしのためをきっかけにその他にも様々な研究を行っている。
 彼女を知る者が評価しているとある論文は、神の目を活用した植物の生育に関するものだ。また、ストゥラティアは戦闘には慣れていないものの、緻密な元素力の扱いは得意であり、ビマリスタンの臨時看護師として知る者は多い。
 ある時ある人物と関わったことで、ストゥラティアの日常は目まぐるしく変わることになる。
ストゥラティアは普段植物に関する研究をしているが、過去の経験から専門外のある分野に興味を抱いていた。神の目を入手する事になったその出来事を覚えていない彼女は、どうにかしてその記憶を閲覧することが出来ないか、と考えていたのだ。
その手慰みの趣味にも近い研究は、その人物との出会いで進展することになる。しかし結局、缶詰知識やアーカーシャに関わること、その人物の考えに怯え、ストゥラティアは記憶を失ったフリをして、狂学者として自らアアル村へと赴いた。
アアル村の面々には優しく迎え入れられ、槍術をキャンディスから教わったり、髪型や化粧をディシアから教わったり、砂漠の地における植物の研究をサバーフと行ったりと、それまで様々な理由で機会のなかった縁を得ることになった。研究に没頭していたストゥラティアは無意識に避けていた人との関わりを受け入れるようになった。
 最終的にその人物──アルハイゼンの策略から逃れることは出来なかったが、結果として健やかで満足の行く生活を手に入れることにはなった。賢者代理として仕事をすることになったアルハイゼンの助手として、しばらくは書類の整理や日程の調整など忙しくしていたが、落ち着いてきた頃にはストゥラティアの一日はお茶を入れて自分の好きな植物観察をするばかりになることだろう。
キャラクターストーリー2
 彼女は普段、周りが心配にもなるほど研究に没頭している上ぼんやりしている。そんな隙ばかりのストゥラティアを何故か好意的に思う者は多い。知恵の殿堂で本を読み漁り机の上に描きかけの論文や研究メモが散らかっていても盗窃されることがなかったり、ストゥラティアがグランドバザールやプスパカフェで買い物をする時はよくおまけや値引きをしてもらったり──それから、借家のポストに光熱費の領収書が入れられていたり。
それがどういうことか、ストゥラティアは理解はしているものの触れたことはない。自身に被害があるわけでもなかったからだ。家の中にまで入られているわけでもなく、常に誰かに監視されている様子もない。優しい誰かが苦学生の自分を哀れに思ったのだろう、で片付けたのだ。
ストゥラティアは頭が悪いわけでは無い。それなりの難易度である教令院の入学試験を一度で合格し、程々の在学年数で卒業資格を得る程度には優秀だ。葉の様子を逃さず観察記録したり、臨時とはいえビマリスタンでは製薬を頼まれたり、アアル村に来てからも村医者のマルフに頼られたりと不器用でも過度の緊張しいでもない。
それでも先の件に隠された事実から目を背けて納得するのは、彼女の生い立ちから来る悪い癖だ。
キャラクターストーリー3
 ストゥラティアは植物を観察するのが何よりも楽しく思っている。
神の目と共にあった干からびた種を発芽させる研究から始まり、スメールの雨林と砂漠の環境の違いによる植物の生育の差、元素力を与えることによって生まれる変化等を観察してきて、植物そのものに多大な興味関心を抱くようになった。
対人関係を避けて過ごしてきたストゥラティアにとって、その興味はやがて彼女を多く構成するものとなる。
優秀な成績で単位を得た後、卒業のため先輩や学者が門を開く研究プロジェクトに参加する事なく、自らの持つ水元素を活用した植物の生育に関する研究論文で、見事卒業資格を得ていた。
しかし生論派の賢者は、それが本来ストゥラティアのやりたかった研究ではなかったことや、彼女が他にも何かしらの研究成果を出せそうだと判断し、それでも義務ではないとは言え教鞭を取ったり研究プロジェクトを発足したりといった学者の地位はストゥラティアには向かないだろうと考え、彼女を研究だけする学生として据え置いた。
キャラクターストーリー4
キャラクターストーリー5
 ストゥラティアには『魔物に異様なほど好まれる』という不可思議な体質がある。
魔物に遭遇したら村中まで逃げ込んでもそのまま引き入れてしまうその体質は、安穏とした暮らしを当然とする周りの者からすればたまったものではないだろう。彼女を生んだ両親が周りから恨まれ、その鬱憤がストゥラティアに向かうのも仕方ないとまだ幼い彼女が考えるほどには異常な力だった。
しかしストゥラティアにとって最も恐ろしいのは、自身が魔物に食われることでも周りに疎まれることでもない。それらも確かにストゥラティアを疲弊させたが、そんなことよりも──それらの害意からストゥラティアを守ろうとする者が存在すること。
魔物や悪漢からストゥラティアを守るため、戦って怪我をしたり、周りの人間と諍いを起こしたり、犯罪に手を染めたり。善意によって身を滅ぼされる事が何より恐ろしいことだった。
かといってそれを強く止める事も出来ず、どうしてそんな事になるのかも分からない。自分の何が悪いのか、気を持たせるようなことでもしていたのか。おおよそ幼い子どもが考えることではないような、そんな理由なのか。毎日恐怖に怯えて、結果としてストゥラティアは目の前で起こったことに対する結末から考えを背けるようになった。
不可思議な魅了の体質は、決して誰かの意識を捻じ曲げたり邪な心を植え付けたりするものではない。
魔物といった存在には『美味そう』と感じさせ、そうでない者には『守りたい』と思わせる。後者はそもそも前者に対する副次効果であり、いずれも距離を取れば霧散する。
神の目を入手した際の経験──アランナラから教えられたことにより、その記憶がないながらもストゥラティアは自らの体質をおおよそ制御出来ている。その制御方法は『他者への関心を断つことで、自らへの関心を断つ』というあやふやなものだ。詳しく言うならば、魅了が発露するのを多方面に向け、かつ自身の感情を抑える。故にストゥラティアは周りにひどく無関心で、いつもぼんやりとしていたのだ。
そもそも誰かを自分に惚れさせるものではなく、別に笑顔を見ただけで魅了にかかるというほど強いものでもないのだが、ストゥラティアは単純に隙の多さや『普段ぼんやりしているのに特定の事になると笑顔を見せる』といった無意識の行動から他者に好意を向けられる事が多々あり、また魅了の体質は明確にどういうものかと判っているわけでもないため、自身への好意は全て魅了によるものだと思っている節がある。
魅了は恐怖を感じた時に発生しやすく常時発生しているわけでもなかったが、本人には預かり知らぬことだろう。
毎食のザイトゥン桃
 ストゥラティアはザイトゥン桃を毎食食べるほどに好んでいる。元々は自分の感情精神を冷静に保つため、心を落ち着かせる効果があるとされるザイトゥン桃を食べるようになったのだが、しっかりした果肉と入手のし易さ、砂糖とは違った甘さを気に入り、研究に没頭して食事を面倒に思った時はザイトゥン桃だけを食べるほどに常食するようになった。
レンジャー長として野外で数日を過ごすことのあるティナリから自生している植物を加工することで清潔を保つという話を聞いて以来、ザイトゥン桃を加工して保湿ローションや香水、整髪剤を作成したりするようにもなっている。
それらはごく僅かの知人に配る程度で、研究論文等として提出公開はしておらず、「きちんとまとめて権利を売ればそれなりの収入になるはずだが」と呆れられていた。
神の目について
 ストゥラティアは神の目を得た時より以前の記憶がない。あるのは森の外で目を覚ました時に干からびた種と共に神の目が転がっていたことだけ。
なんの植物かもわからない干からびた種と、神の眼差しを受けることで授かるという神の目を見た時、きっと迷い込んだ森の中で、スメールに伝わるおとぎ話のアランナラとの壮大な冒険があったのだろうと胸を踊らせた。しかしそれは胸打つ冒険などではなく、ストゥラティアの恐怖と悲哀を詰め込んだ経験だ。
自身に宿る不可思議な力を疎い森へと逃げ込んだ幼いストゥラティアは、その力について気づいたとあるアランナラと出会った。彼女の体質について、その制御方法について教わったものの、一朝一夕で身に付くものではなく、習得したとしても目に見えて分かるものでもない。自らの体質が招く事態に疲れていたストゥラティアは、数日の間そのアランナラと森の中で過ごした。
その末に、ストゥラティアの体質によるものかは定かではないものの最悪の事態が起こる。森の中の明けた場所にいた遺跡守衛に標的にされたのだ。戦う術を持っておらず、遺跡守衛はアランナラにとっても恐怖の対象。逃げることは叶わず、アランナラは最後の一滴まで力を使いストゥラティアを守ってくれた。
……しかし、それでも敵わなかった。恐怖と混乱によりストゥラティアは気を失い、けれどその瞬間に得た神の目の力によって、ストゥラティアは自分の身と、干からびた種が踏み潰されることを回避した。
その事実は、やがて草神によって紐解かれることになる。


Personal

 頭は決して悪くなく、それなりに感づく方だがそれらを考察すると感情を強く動かすことになるため、基本的に思考停止する癖がある。
水道料金は領収書しか見たことがない。……それがどういうことか理解したうえでまあいいか、と納得する。
魅了の力は「制御できている」。つまり上辺だけの人付き合いにおいては無意識に利用している節がある。自覚はない。
無意識に魅了の力を利用しておきながら他者の優しさを信じずに怖がる、被害者意識を持っている。


メモ

・12/27〜の将軍とお兄様復刻ガチャで実装。
 4凸効果が調整ミスと言われダメチャレ界隈で話題に。
・ver3.6盛典と慧業にて登場。学院祭にてアルハイゼンから推薦を受け医療班として参加。
「私は前に少しだけアアル村にお世話になっていたことがあって。ディシアやキャンディスから砂漠での過ごし方を厳しく教えてもらってるんだ。それにビマリスタンのお手伝いをする時もあったから応急処置もできるし、何より水元素はこの砂漠下で役に立つ……って、アルハイゼンに推薦されちゃって」
・ver4.5巧みなる錬金経営にて登場。何週期めかで訪れ、風花祭以降アルベドやスクロースたち、リサと交流していることが語られる。一時的(一つの錬金薬を作成するまで)に特定の素材植物の効能を上昇させてくれる。
 

ボイス

初めまして…
「スメール教令院、生論派のストゥラティアです。えっと……んん。普段は、植物の研究とかをしていて……そんなに功績を残しているわけではなくて……。特にこれと言って、自己紹介することはない…かな……」
世間話・植物
「植物は好き。ずっと見つめていても、私に対して何か思うことはないから」
世間話・アアル村
「アアル村では本当に貴重な体験がいっぱい出来たし、気になることや、研究に役立つ事や出会いがたくさんあった。今でも時々行くけれど、やっぱり楽しかったなぁ」
天候・晴れ
「いい天気だね。こんな日は家の中の鉢を外に出してあげなきゃ」
天候・雨
「雨は寒いけど、やっぱり恵みの雨だし、水やりも一日サボれるし、悪いことばかりじゃないよ」
天候・雪
「雪が降り積もっても顔を出してる強い植物は、砂漠でも強く育つのかな?」
砂漠
「砂漠の足元には今も慣れないけど、そんな中でも咲いてる植物は、雨林に咲いてるものとはどんな違いがあるんだろうね?」
おはよう…
「おはよう。私は植物に水をあげてくるから、コーヒーでも飲んでゆっくりしてね」
こんにちは…
「この葉っぱ、少し元気がないかも……栄養剤ばかりあげるのも良くないし…」
こんばんは…
「私はもう少し観察をしてるから、ゆっくり休んでね」
アルハイゼンについて…
「彼は…うん、悪い人じゃないんだよ…いい人とも言えないんだけど。あっ、でもアルハイゼンの興味を引ければ協力してもらうことは出来るから、ああいう人はそういう付き合い方をするのもアリだと思う!……えっ、アルハイゼンの興味をどうやって引くか……?アルハイゼンは意外と何にでも興味を持ってるよ?」
ティナリについて…
「昔、観察する植物の採取をしていて、うっかり死域に近付いちゃった事があってね。その時に助けてくれたのがティナリさんなの。助けてっていうか、もうすごく怒られちゃって……生論派の憧れの先輩だったんだけど、とっても怖かったな……。その時に死域の対処方法とか、野外で植物を加工して清潔を保つ方法とかを色々教えてもらったの。これらの知識は私がアアル村に行った時にとても重宝されて、特にディシアやキャンディスが気に入ってくれて。だからアアル村に上手く馴染む事が出来たんだよ」
キャンディスについて…
「私はもともと水元素の操作は得意だったんだけど、武器の扱いは出来なくって。槍はアアル村でキャンディスに教えて貰ったの。最初は武器の持ち方……忙しいだろうに丁寧に教えてくれたから、私もふらふらになりながら頑張ったんだよ。ちょっとは一人でも戦えるようになったかな?」
ディシアについて…
「ディシアは怖い二つ名とは違ってとっても優しいんだ。私のことすごくすごく心配してくれて、みんなの輪に入れてくれたの。私は大剣を持つことが難しかったからキャンディスに槍を教わる事になったけど、戦い方を教えようとしてくれたのはディシアなんだ」
神の目について…
「私の水元素の神の目は、とっても研究に役立ってる。水はいろんなものに含まれているから、その緻密な操作が出来れば本当にいろんな事ができて……。それに、私はあんまり戦うのが得意じゃないけど、水球を作って人の鼻と口を塞げば簡単に逃げられるの」
ストゥラティアの趣味…
「植物を観察していると、ついつい時間を忘れちゃって怒られるの。でもそれくらいじっくり観察していないと気付けないこともあって、最近はちゃんと準備をして挑むようになったんだ。」
ストゥラティアの悩み…
「これといって解決したい悩みはないかなぁ。困ることがあっても、困る前にどうにかしてもらえることが多いから」
好きな食べ物…
「果物が好きだよ。特にザイトゥン桃はやさしい甘さで、食べると心を落ち着かせてくれるの。そのまま食べても、焼いたり加工しても美味しいんだ」
嫌いな食べ物…
「果物以外の過度な甘いものは苦手なの。口の中がすぐ乾いちゃって、そうすると飲み物が欲しくなるでしょ。たくさん頭を使った後も、私は果物を食べたいな」

TECHNIC MORE

戦闘天賦/通常攻撃
最大4段の物理攻撃を行う。
 >>長押し
 一定のスタミナを消費し、突進して経路上の敵にダメージを与える。
元素スキル・生命の露草
≫元素スキルを発動すると、周囲に浮遊する露草の種を生成する。
露草の種は以下の特性を持つ。
・自キャラクターの通常攻撃に追従し水元素範囲ダメージを与える。
・フィールド上キャラクターのHPを回復する。
 それぞれの効果が発動するか、露草の種により水元素に関連する元素反応が起こると、種は吸水を行う。
吸水を行うと、それぞれの効果量が5段階に上昇する。
継続時間10秒、CT25秒。

≫露草の発芽
 露草の種は様々な行動で吸水し、継続時間が終了すると発芽し、様々な恩恵をもたらす。
・敵を水泡に包み行動を阻害する。水泡は触れると破裂し、水元素範囲ダメージを与える。
・無色の元素オーブを1〜5個排出する。
・味方全員のHPを回復する。
これらの効果量は吸水量によって決まる。

元素爆発・沫露の花びら
≫元素爆発を発動すると、周囲に水元素範囲ダメージを与え、沫露フィールドを生成する。
キャラクターが沫露フィールド内にいる時、以下の効果を得る。
・敵の攻撃を受ける際、沫露シールドが展開し、ダメージを吸収する。沫露シールドは0.5秒ごとに展開可能。
・フィールド上の各キャラクターのHP上限を基準にHP上限を増やす。
・水元素が関連する一部の元素反応(感電、水原核)によるダメージを無効化する。

├フィールド継続時間…20秒
├沫露シールド吸収量…(lv.8/基礎25%HP上限
├HP上限増加…各キャラクターの15%HP上限
├CT…15秒
├シールド展開最大回数…30回
├シールド継続時間…3秒
シールドの効果は重ねがけされない。
(HP21000で天賦lv.8時シールド吸収量合計5250。
継続時間中、最大30回までこのシールドが展開出来る。高ダメージを受けきることは出来ないが、多段ヒットであれば適宜展開し直す。
マルチなどだとそれぞれで展開されるが回数は合同のため消費が激しい)

固有天賦・大海の一滴
元素爆発・沫露の花びら発動後、沫露フィールド上に露草が存在する時、元素熟知の100%分沫露シールド吸収量に追加される。
固有天賦・  
露草の種が発芽時にキャラクターが沫露フィールド内にいるとスキル【生命の露草】のCTがリセットされる。
(継続10〜15秒/CT25秒。効果終了時残り10秒程のCTがリセット。)
固有天賦・生論派の最低限
薬剤を合成する時、20%の確率で材料が返還される。

命の星座・一重【プラント】
元素爆発・沫露の花びら発動時、露草の種の継続時間+5秒。
命の星座・二重【アブソープション】
沫露フィールド展開時、露草の種の吸水段階+5。
命の星座・三重【スライヴ】
元素スキル+3lv
命の星座・四重【ボタニカルグロウ】
スキル・生命の露草発動後、露草の種を所持するキャラクターの元素反応ダメージがストゥラティアの元素熟知に基づいて上昇する。
命の星座・五重【フラワーリング】
元素爆発+3lv。
命の星座・六重【ブルーミング】
 露草の種が沫露フィールド上で最大まで吸水を行った状態で発芽すると、露草は開花し【泡の花】となる。
 泡の花は10秒間滞在し、所持するキャラクターに以下の恩恵を与える。
・発芽時と同等の効果をもう一度付与する。
・キャラクターの与えるダメージ+10%。
・キャラクターの通常攻撃速度+10%。
継続時間6秒。